【工数削減!】顧客のニーズに合った効率的な給与計算の方法を大公開

【工数削減!】顧客のニーズに合った効率的な給与計算の方法を大公開

いつもありがとうございます。
船井総合研究所の岡田です。
今回は「給与計算業務効率化」の取り組みとして、社労士業界のDX推進に取り組まれている社会保険労務士法人サトーの今田氏の事例をご紹介します。
100~500名の中堅企業の給与計算を効率的に実施するため、どのような取り組みをされているのか、実務担当者のお声も含めて解説いたします!

受託前に給与計算アウトソーシングのサービス範囲を明確にする

現在、社会保険労務士法人サトー様は約500名までもの中堅企業の給与計算を実施しています。受託の際、システムやチャットコミュニケーションツールをお客様に合わせることも多く、受託後のオペレーションのパターンは様々あります。
大企業はセキュリティ面を重視しますが、中堅企業は自社に合わせた方法かつコストを安く抑えたいという点を重視しており、この点をクリアしなければ受託はできません。
受託前にオペレーションと適正なコストについて顧客と合意形成を取るため、「給与計算アウトソーシングのサービス範囲」を明確にし、事務所で対応する業務およびオペレーションと料金を明確にしています。

工数削減と顧客ニーズへの対応を”両立”する社内体制

新規で案件を受託した際には、新規受託チームとして専門部隊を作ってチームで対応します。その専門部隊は、給与計算アウトソーシングの立ち上げ稼働(並行稼働)の期間中に、法令・手続き・給与・規程・運用を整理しています。外部委託や在宅・副業人材の活用によって、効率的かつ品質の高いサービス提供の体制を整えています。立ち上げ時の工数は増えますが、長期的視点で見ると、工数削減に繋がります。
また、近年は自社で給与計算を行いたいという「内製化」のニーズが高く、社会保険労務士法人サトー様は、「内製化コンサルサービス」を実施しています。システムの導入提案や研修などを実施する「内製化コンサルサービス」とは、どのような内容なのでしょうか?

具体的なサービス内容の一部をご紹介します。
①給与計算のマニュアル作成
給与や賞与計算それぞれのマニュアルを顧客のフローに合わせて作成しています。
②給与計算のチェック方法
給与計算に関する指導のなかで、チェックリストから給与項目毎にチェック方法を説明しています。

【内製化コンサルのポイント】
給与計算を内製化した後の「運用アドバイス」や「役所データ突合・適正チェック」といった社労士の強みを活かしたサービスを提供することです。内製化は簡単にはできないので、内製化後もイレギュラーや相談事項は頻発します。これらに対する相談対応をすることで、相談のパートナーとして価値が高まります。

給与計算業務の効率化のポイントとは

事務所では「非効率をなくす」というアプローチも大切にしています。
給与計算における「非効率」を生み出す要素は
①ミスの発生・やり直し業務の発生
②契約外の過剰な要求 
の2つです。
作業のやり直しや受託していないサービスの提供に工数を使ってしまうケースが多いです。
受託前に給与計算アウトソーシングのサービス範囲を明確にしていないとこれらの「非効率」が生じてしまいます。
サービス範囲の明確化の他、全顧客に「共通する計算手順書」を作り、その手順を徹底して守ることが重要です。

その他、ITを活用することでも効率化しています。
さらに詳しい内容を知りたい方は下記バナーより実際の動画をご覧ください!
内製化コンサルの取り組みや給与計算におけるミスの発生ポイント、その解決方法など、さらに詳細にお伝えします!

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【執筆者:船井総研_岡田】

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