【令和3年度助成金注目ランキング】公的制度支援まるわかりコラムVol.7
社労士事務所の業績アップの起爆剤になり得る
『公的制度(助成金・補助金)支援』について
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船井総研の岩本です。
新年度の助成金が発表されて1ヶ月が経ちました。
お客様への提案状況はいかがでしょうか?
今月29日に開催する社労士事務所経営研究会の定例会に先駆けて、
社労士研所属の先生に、助成金の提案状況についてアンケートをお取りしました。
本日は現時点でのアンケート結果を踏まえて、
様々な社労士事務所様がどのような助成金に注目されているのかを見ていきたいと思います。
※本ランキングは5月11日現在の回答結果をもとに集計しています
│1│ 令和3年度注力予定の助成金ランキング
まずは今年注力「予定」の助成金について見ていきます。
45事務所様にご回答いただきました。
【ポイント1】定番助成金「キャリアアップ助成金」「両立支援等助成金」が今年も人気
定番のこれらの助成金は回答事務所の半数が取り組みを予定されています。キャリアアップ助成金正社員化コースは昇給要件の緩和もあってか8割以上の事務所で提案を検討されています。
【ポイント2】時流の「65歳超継続雇用促進コース」「労働時間短縮・年休促進支援コース」が人気
要件の大幅な緩和が行われた65歳超継続雇用促進コースと、要件が難化したインターバル導入コースに代わり注目されるようになった労働時間短縮・年休促進支援コースがどちらも約半数が注力予定として挙げられました。
【ポイント3】新設助成金「テレワークコース」「労働時間適正管理推進コース」「不妊治療両立支援コース」は様子見か
今年度新しく発表されたこれらの助成金は現時点では注目度はあまり高くないようです。社労士研の中で効果的な活用事例が出てくるのを待ちたいです。
│2│ 令和3年度受注済み助成金ランキング
続いてはすでに申請代行が始まっている受注済み助成金のランキングです。
こちらも同じ45事務所様に回答いただきました。
【ポイント1】時流助成金「65歳超継続雇用促進コース」「労働時間短縮・年休促進支援コース」は注目度に対して実績はこれから
提案予定の助成金として約半数回答があったこれらの助成金は、
「予定」と「実績」の間に
・65歳超継続雇用促進コースでは49%-29%=20%の差分
・労働時間短縮・年休促進支援コース44%-33%=11%の差分
がそれぞれ見られました。
【ポイント2】新設助成金「不妊治療両立支援コース」の受注事例が3社
先程の注力予定の助成金という設問では1事務所様のみの回答となった本助成金について、受注ベースで見ると3事務所様が回答されました。
│3│ まとめ
注目を集めるのは概ね5種類ほどに固定化されている印象を受ける結果となりました。
自社で検討していなかった助成金があれば、
こちらの内容を踏まえてぜひ申請サポートにチャレンジいただければと思います。
│終│ 助成金で業績を上げるためのセミナーのご案内
船井総研では2021年5月30日から、助成金・補助金ビジネスの本格参入を検討されている社労士事務所様向けに、最速で業績アップが出来るようセミナーを準備しております。
2020年度のコロナ禍においてスポット売上ではなく「顧問獲得」で目覚ましい業績アップを達成された、社会保険労務士法人ワンステップ(和歌山県和歌山市)代表の千田先生をゲストにお招きし、助成金をフックに顧問数を1年で約1.6倍増加させたサクセスストーリーをお話いただきます。
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https://www.funaisoken.co.jp/seminar/072676
最後までご覧いただきありがとうございました。
【執筆者:岩本 和真】