労務監査に関するノウハウを発信!労務監査コラム
みなさま、こんにちは。
船井総研の田ノ岡大貴でございます。
社労士事務所向けに業績アップのお手伝いをさせていただいております、
このコラムでは、労務監査を進めていく上での課題を解決できるような情報をお届けいたします。今回のテーマは、「60名以上の規模を誇る社労士事務所代表が語る”労務監査”の経営的メリット」です。こちらの事務所様は、労務監査を納品するだけでなく、労務監査を活用した人事労務顧問を提供しています。
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「労務監査」の4つの経営的メリット
①商品の差別化が可能
②労務サービスの無償過剰提供をなくすことができる
③長期的な顧問契約の継続が可能
④他サービスの追加提案をしやすくなる
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①商品の差別化が可能
他の社労士事務所は労務監査を実施していないケースが多いため、商品力の差別化が可能です。他社と差別化を図るために意識すべき8つの要素(船井流差別化8要素)において、商品力は戦術的差別化の中で最も重要度が高いとされております。商品力の差別化は、着手が遅れると他社サービスに埋もれてしまうため、早期着手がポイントとなります、
参考:船井流差別化の8要素
【戦略的差別化=すぐに変えられない】
1:立地、2:規模、3:ストアロイヤリティ
【戦術的差別化=企業努力で変えられる】
1:商品力、2:販促力、3:接客力、4:価格力、5:固定客化力
があり、この順番は重要度も表しています。
②労務サービスの無償過剰提供をなくすことができる
労務監査を活用し、人事労務顧問をアップデートすることで、アウトソーシング(社会保険手続き代行・給与計算)顧問から、人事労務顧問を切り分けやすくなります。
実際に本コラムの事例事務所様は、人事労務顧問とアウトソーシング顧問というプランを用意し、労務サービスを提供する顧問というものを確立させています。
労務相談対応が、アウトソーシング顧問に内包されているケースがありますが、このメニュー形態ですと労務サービスの無償提供や過剰提供が起こりやすくなってしまいます。「労務監査」には、このような労務サービスの無償過剰提供をなくす効果がございます。
③長期的な顧問契約の継続が可能
労務監査はお客様の労務の健康診断、労務監査の監査レポートはカルテと言えます。このカルテを用いながら、顧客の人事労務の課題を定期的に解決することで、継続的な価値提供を実現しやすくなります。
無形サービスは、価値が見えにくいというデメリットがございますが、労務監査にはそのデメリットを削減する効果がございます。
④他サービスの追加提案をしやすくなる
労務監査はお客様の労務の課題を可視化するため、お客様の意識になかったニーズを作り出すことができます。その結果、事務所で提供可能な他サービス(就業規則の見直し、雇用契約書の作成、各種制度設計の見直し、人事評価制度等)への繋ぎがスムーズになります。
ここまでお読みいただきありがとうございました。今回のコラムでは「60名以上の規模を誇る社労士事務所代表が語る”労務監査”の経営的メリット」4点をお伝えいたしました。1つでも先生方にとって参考になれば幸いです。
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【執筆者 田ノ岡 大貴】