社会保険労務士法人様がリモートワークを導入しながら、所員全員が年間休日131日取得し、人時生産性1.7倍向上できたポイント

社会保険労務士法人様がリモートワークを導入しながら、所員全員が年間休日131日取得し、人時生産性1.7倍向上できたポイント

平素よりお世話になっております。
社会保険労務士事務所様の生産性向上のお手伝いをさせていただいております、船井総合研究所の浅野 大樹と申します。

2020年はコロナ禍でどの事務所様も大変な思いをされたかと思います。

自事務所の働き方改革等も進めなければならない、そしてデジタルシフトや人事コンサルティングへの移行を進めなければならない中で、雇用調整助成金という突発的な業務が発生したり、それに伴う委託替えによる顧問先数増加など、目の前の業務を処理するだけでも大変だったとお伺いしております。

また、現状の新型コロナウィルス感染拡大状況から、コロナショックの長期化やリモートワークの常時化、7割経済、顧問先様の業績低下による顧問料金減額なども想定しつつ、これまで以上に生産性を向上させ、さらに強い事務所に変貌しておく必要があります。

そのような状況の中から皆様の課題は浮き彫りになっているかと思いますが、それらを解決するのが、まさに『生産性向上』です。

その『生産性向上』に成功されている事務所様の事例をもとに、今回のコラムでは『社会保険労務士法人様がリモートワークを導入しながら、人時生産性1.7倍向上させ、所員全員が年間休日131日取得できたポイント』というテーマでお伝えいたします。

セントラル社会保険労務士法人様では、生産性向上施策により、1時間当たりの売上高1.7倍(4700円→7909円)、所員全員年間休日131日取得、既存顧問先単価+61万円/月、残業時間50%削減(239時間→128時間)という成果を出されました。

生産性向上支援のご依頼があった当初は、残業がかなり多く、所員の皆様は疲弊し、目の前の処理をするのに精一杯な状態でした。

代表の井下先生は、事務所の業務効率化と生産性向上を心に決め、下記の取り組みを実施されました。

・細かい業務工程を全て洗い出して改善する
・『最速かつ最も正確な業務処理方法』の抽出とスタンダード化
・上記の処理方法の場合は顧問単価を安く、顧問先様に合わせる場合は『工数に応じた料金』で見積を提出する

例えば『顧問先からご提供いただく情報』を紙やPDF形式でいただいている場合、Excelでいただくと、コピー&ペーストのみでできたり、取込みできる形式でいただくと取り込むのみで済ませたりできるかと思います。

上記はあくまで1つの例ですが、このように『最速かつ最も正確な業務処理方法(Excel形式や取込み形式)』に合わせていただける顧問先様は安い単価、合わせていただけない紙やPDF形式の顧問先様は『工数に見合った単価』で受任できるため、顧問先様が顧問単価を選択できるようになりました。

つまり「予算オーバーだから依頼しない」「うちのやり方に合わせてもらえないなら依頼しない」といったケースが発生しにくくなります。

すると、均一な料金体系でもなく、値下げ交渉による単価ダウンという訳でもなることから工数に見合った料金になるため、1時間当たりの売上高は、受任する度に、既存顧問先様に顧問単価の交渉をする度に向上しました。

上記のように進めた結果、1時間当たりの売上高1.7倍(4700円→7909円)、所員全員年間休日131日取得、既存顧問先単価+61万円/月、残業時間50%削減(239時間→128時間)という成果が出ております。

下記、セミナーでは実際の工数に応じた料金体系を反映した自動見積計算書やマニュアルなど様々なツールを見ていただける予定ですので、ぜひご参加ください。

『社労士事務所向け生産性向上セミナー2021』
▼日程&会場
2月21日@東京 2月28日@大阪
3月6日 3月7日 3月10日 3月20日@WEB
 ▼お申込みURL
↓セミナーの詳細は下記URLより、ご案内をご覧ください↓
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/068933

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

 

【執筆者:浅野 大樹】

無料経営相談test
社労士ノウハウ無料ダウンロード