専門特化事務所における採用のポイント
こんにちは!船井総研の山本です。
今回は障害年金事務所の採用についてお伝えをいたします。
まずはこちらの実績をご覧ください!
===================================
2016年4月
応募:100名(説明会参加者40名)
面接:17名
採用:2名
2017年3月
応募:174名(説明会参加58名)
面接:10名
採用:3名
===================================
1回の採用で100名以上を募集し
その中から事務所にあった人財を採用しております。
今回は
①応募数を増やしたポイント
②よい人財の見分け方(面接・筆記試験の方法)
の2つをお伝えいたします。
①応募数を増やしたポイント
母集団形成には「indeed」と「はたらいく」を使用いたしました。
indeedとは求人のポータルサイトです。 自社サイトで採用ページを作成しIndeedに求人広告を掲載しました。
自社サイトを作成することで、求めている人財像を詳しく伝えることができます。
はたらいくとはリクルートが運用する求人ポータルサイトで 地元で就職したいという方が対象です。
特徴としてはスカウトメール機能を活用することで はたらいくの登録者に採用のご案内を個別に送ることができます。
②よい人財の見分け方(面接・筆記試験の方法)
事務所説明会+座談会→一次面接・作文→二次面接・適性検査を行っております。
実際に従事してもらう仕事や環境に適応できるかどうかを採用フローで確認をしています。
詳細は下記です。
①事務所説明会+座談会
事務所の説明会 20分
座談会 60分
②一次面接 作文 20分
③二次面接 適性検査 PCの実務テスト
①事務所説明+座談会
前半は所長からの事務所紹介を行い、
後半は事務所スタッフを交えた座談会を実施しております。
前半:事務所説明会
所長自ら事務所の説明を20分程度で行います。
説明する内容としては下記です。
①挨拶
②本日の流れ
③所長紹介
④事務所の特徴
⑤一緒に働くメンバー紹介
⑥障害年金の制度説明
⑦業務紹介
⑧障害年金のやりがい
特に障害年金については知らない方がほとんどですので 制度の概要・受給額・対象者などの制度説明を行っております。
入社後の「びっくり退職」を防ぐため事前に 事前に具体的な業務の内容や厳しさについて伝えています。
後半:座談会
各テーブル10名ほどの参加者に対し、1名の事務所スタッフが座ります。
理由としては、スタッフ自ら応募者と交流をしてもらい
「一緒に働きたい!」というメンバーを探してもらうためです。
また、最後にアンケートを書いてもらっております。 アンケートの項目は下記です。
①今回の採用説明会はいかがでしたか?
②今回参加される前と参加された後で、一番何が変わりましたか?
③今回の内容でもっと詳しく知りたいこと・聞きたいことは?
④あなたから見て、弊社の「良い」と感じたところ、「これから力を入れていくべきだ」と感じたところを、率直に教えてください。(必須:感じたことそのままで結構です)
⑤上記の「これから力を入れていくべきだ」で、あなた自身の「どの力」をどう発揮できますか?遠慮せず教えてください。
⑥本日ご参加されて、改めて弊社の二次選考を希望しますか?
アンケートを通して「選考希望かどうか」「参加者の志望度」を説明会後に改めて確認をしております。
希望者には面接の案内を行い、次のステップを案内します。
②一次面接+作文
後日、一次面接と作文の筆記試験を行います。
作文のテーマは「仕事をしている中で一番大切にしていること」
20分でテーマに沿った自分の考えを400~800字程度で書いてもらいます。
作文を通して「仕事の価値観」や「文章作成能力」を確認を致します。
特に、障害年金は文章作成能力が問われるため 作文が採用するための重用な判断材料になります。
③二次面接+適性検査+PCの実務テスト
前半:適正検査 不適正検査スカウターというツールを使用し
採用のときのみスポットで使用をしております。
後半:PCの実務テスト
病歴状況等申立書と生活状況聞き取り票を見ながら
障害年金の手続き書類を作成してもらいます。
実務に直結するPCスキルを面接段階で確認をしております。
上記のように3ステップで事務所にとって必要な人財を採用しております。
事務所スタッフも参加することにより、事務所全体で採用活動に取り組んでおります。
ぜひ参考になれば幸いです。
※今回の事例は弊社が主催する障害年金に特化した勉強会「障害年金分科会」の会員様の成功事例でございます。
1事務所につき1回だけお試し参加が可能ですので、詳しくは下記をご覧ください。
障害年金分科会 ご案内ページ
https://syaroushi-samurai271.funaisoken.co.jp/page-31/page-536