業績アップにつなげるための「商品化」
社労士事務所コンサルティングチーム 山本千穂(やまもと ちほ)
以前、こちらのブログで、助成金の最新情報についてご紹介致しました。
その続きと言っても良い、「商品化」についてです。
参照:船井流経営法の「時流」について(2016/03/08)
https://samurai271.funaisoken.co.jp/blog/2016/03/post-55.html
法改正によって、新たに募集が始まる助成金ですが、
業績アップにつなげるためには、この助成金を活用した「商品化」が必要となります。
多くの事務所様でこの部分を意識するだけで、
飛躍的に助成金を活用した業績アップを実現されています。
具体的には、下記のような順番でアクションをしています。
(1)量産可能であろう助成金に狙いを定める
(2)顧問先に協力を依頼し、申請してみる(計画届の提出をする)
(自分の事務所やグループ会社で実施するケースも多い)
(3)実際に申請によってかかる負担を確認し、費用設定やサービス内容を確定する
(4)関与先(スポット顧客・過去客・見込み客)に、新規提案営業を実施する
(5)成約率や失注理由をしっかりと洗い出し、対策を用意する
(6)新規向けの仕掛けを企画立案、実行していく
当たり前のようなこのフローですが、実はあまり丁寧になされていないことも多いようです。「最新助成金情報セミナー」と題して、情報発信で終わってしまったという相談をよく頂くからです。
この「商品化」さえ実現していれば、セミナーの落としどころ(誘導先)を明確にでき、課題も発見しやすくなっていきます。
こうした、社労士事務所における「商品化のPDCA」のようなサイクルは、自分の事務所だけでなく、他の事務所の動向も注目しながら磨きをかけた商品としていきましょう。
自分経験+他人経験
全国の事例から学びたい社労士事務所経営者のための勉強会
http://www.funaisoken.co.jp/site/study/mfts_1182420608.html
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山本千穂(やまもと ちほ)