【鉄板のセミナーマーケティング解説①】公的制度支援まるわかりコラムVol.8

船井総研の岩本です。

多くの社労士研・公的研の会員の社労士事務所様は
毎年新助成金の発表とともに新規のお客様獲得のため
セミナーや相談会等の企画をこの時期にされます。

一般に多くの社労士事務所は積極的な営業をおこなわないため、
セミナーや相談会という形で最新助成金の情報発信をする事務所に
相対的に見込み顧客が集まりやすいです。

船井総研では
ぜひ皆さんに「セミナー・相談会」をチャンレジしていただきたいと考えていますが、
改めてどのように企画から実施まで進めるのが良いか、
流れを追いかけていきたいと思います。

今日のコラムでは、『セミナー当日までの準備』に焦点を当てて見ていきたいと思います。

│１│ セミナー開催日を決めて、集客方法を検討する

開催日は以下のような基準を目安に決定します。
・最短で企画時点から1ヶ月後
開催日が近すぎると集客が間に合わず、
参加者もすでに予定が入っている可能性が高くなります。
5月中旬に企画を練る場合は6月下旬ごろが開催日の目安となります。

・繁忙が想定される月曜・金曜は避ける
曜日は火曜日、木曜日などが参加されやすい曜日と言えるでしょう。

続いて集客方法を検討します。
船井総研では「商工会議所折込を利用」「FAXDM」「メルマガ」「郵送DM」などをよく利用します。

・商工会議所折込を利用
最寄りの商工会議所の月報にチラシを封入するパターンです。
配送コストが1通あたり10円未満になることも珍しくないため、
カラーチラシを安価で配信するための媒体としては非常に有効的です。

・FAXDM
こちらも1通5円程度で配信できるため、安価に大量のチラシを配信することが出来ます。
FAXリストを販売している業者によっては業種や従業員規模でリストを細かく絞ることが出来ますので、より狙いたい顧客へアプローチも可能です。

・メルマガ
保有するメールアドレスリストに告知を送ります。
コロナ禍でよりリストマーケティングの重要性は高まっていますので、
メールアドレスリストを作られていない事務所は作成をおすすめします。

・郵送DM
カラーチラシを郵送して直接送る方法です。
ネットの印刷・発送業者を活用してコストを抑えても1通100円～ほどのコストがかかります。
一方でリストをこちらで用意するので「介護事業所だけ」「歯科クリニックだけ」「10名～100名の企業だけ」などといった絞り方で告知が可能です。

│２│販促ツールを作る

販促用のチラシの作成には工数がかかりますが、
一つ型ができれば再利用出来ますので、
ぜひ作成をおすすめします。

「助成金セミナー　チラシ」「テレワーク　チラシ」等をネットで画像検索しますと
すでに開催された様々なセミナーのチラシ画像が参考にでてきますので、

参考にしたい型をもって、
クラウドソーシング等で外注するとコストも抑えて（1万円～）作成が出来ます。

│３│ 参加申込み者に当日のご案内メールを送る

コロナ禍の昨今ですので、
オンラインセミナーが現実的な開催手段になってきます。

参加申込を受けた企業には、
メールで当日のオンラインシステムへのアクセス方法などを事前に連絡ができるよう、
メールフォーマットを作成していただければと思います。

その際には、参加申込を受けた企業へ「無料個別相談」の打診を併せて出来るとより良いでしょう。
セミナーで集客した際にそこから受注をするためには、
個別での商談が必須になります。

セミナー開催はあくまで商談の「きっかけ」にすぎません。
個別相談・受注を見据えてセミナー申込みのタイミングでも意識的にアポイントの打診をしていただければと思います。

│終│ 助成金で業績を上げるためのセミナーのご案内

船井総研では2021年5月30日から、助成金・補助金ビジネスの本格参入を検討されている社労士事務所様向けに、最速で業績アップが出来るようセミナーを準備しております。

2020年度のコロナ禍においてスポット売上ではなく「顧問獲得」で目覚ましい業績アップを達成された、社会保険労務士法人ワンステップ（和歌山県和歌山市）代表の千田先生をゲストにお招きし、助成金をフックに顧問数を１年で約1.6倍増加させたサクセスストーリーをお話いただきます。

ご興味のある先生は下記より詳細を御覧ください。

＞＞【5月開催】令和3年度助成金マーケット攻略セミナー＜＜
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/072676

最後までご覧いただきありがとうございました。

【執筆者：岩本 和真】