R3年度補正予算から読み解く今年度助成金動向

皆さまこんにちは！
船井総合研究所社労士グループ所属の岩本です。

昨年12月末に令和3年度補正予算案が成立しました。

詳細は厚労省のページからご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/21hosei/

皆さんはどのようにお感じになりましたでしょうか？

助成金について言及されている補正予算内容

4編からなる厚労省の補正予算案のなかで
助成金に関係する内容のみを抜粋すると以下となります。

Ⅰ．新型コロナウイルス感染症の拡大防止
https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/21hosei/dl/21hosei_20211129_01.pdf
P14　雇用調整助成金等・休業支援金等の助成内容

Ⅱ．「ウィズコロナ」下での社会経済活動の再開と次なる危機への備え
→なし

P21　業務改善助成金拡充
P24　求職者支援制度による非正規雇用労働者の再就職、転職、能力開発への支援の強化
P26　キャリアアップ助成金による非正規雇用労働者の正社員化や処遇改善の推進
P27　人材開発支援助成金によるデジタル人材育成・非正規雇用労働者支援①

Ⅳ．防災・減災、国土強靱化の推進など安全・安心の確保
→なし

「キャリアアップ助成金の加算」「訓練系助成金の加算」「業務改善助成金拡充」など
これまでより使いやすくなるものも多く、良い内容が多かったですね。

公的制度支援研究会の研究会員の先生方の感想には
・設備投資×助成金の組み合わせで新規提案ができそう
・有期実習訓練×キャリアアップでの正社員転換の組み合わせが良さそう
・最賃引き上げで活用できる助成金が厚い

といったポジティブなものばかりでした。
次回の私からのメルマガではさらに具体的な内容に触れていきたいと思います。

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【執筆者：岩本和真】