– 公的制度支援まるわかりコラム – #1 社労士が補助金ビジネスに参入するための今年のおすすめスケジュールをご紹介します
船井総研の岩本です。
皆さん補助金にはどのようなイメージをお持ちでしょうか?
これまでは、社労士が補助金業務をおこなうこと自体珍しかったですが、
2021年は社労士事務所にとって
『補助金事業参入元年』
と言ってしまってもよいほどに注目が集まっています。
経産省系の補助金には、公募期間が定められているので、
例年の補助金の公募期間を把握した上で、
マーケティング準備を計画的におこなうことが大事です。
今回は特に人気・注目度の高い「IT導入補助金」「小規模事業者持続化補助金」の
年間スケジュールについて考えていきます。
‥‥‥助成金と補助金の違いとは?‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
「厚労省系」の助成金と「経産省系」の補助金には
採択率の有無、金額の大小、取り扱う士業事務所の違いなどがあります。
助成金と補助金の違いについて理解出来ている経営者はそう多くありません。
助成金だけでなく補助金も扱えると、
より多くの経営者に提案できる幅が広がります。
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① IT導入補助金オススメのスケジュール
2020年のIT導入補助金のスケジュールを参考にすると、
補助金ビジネスで今年業績を上げるためには、
次のように準備を進めていただくことをオススメします。
1月~3月 準備・仕掛け
・IT導入補助金の事業概要の把握・理解
・自事務所内におけるITツールの販売・導入実績の整理
・既存顧問先・関与先へ周知・連絡(見込みリストづくり)
・補助金用HPの作成
・仮予約申請サポート申し込み開始
4月~5月 マーケティング本格化
・オンラインセミナーの自社開催
・相談会の自社開催
・メルマガ・DM等による販促開始
・HP集客(Google広告)
・『IT導入支援事業者』登録
・制度の詳細説明・営業開始
※仮予約企業様を先んじて営業・受注
5月~ 申請サポート開始
・自社で試験的にテスト申請
・見込みリストへの提案・支援開始
・継続的営業活動
※ITシステムの導入・販売も社労士事務所で担う場合、IT導入支援事業者としての登録が必要になります。
※例年では5月から交付申請期間が始まります。5月までに必要な準備仕掛けをどこまでやり抜けるかがポイントと言えるでしょう
②小規模事業者持続化補助金オススメのスケジュール
IT導入補助金は5月から申請開始ですが、
持続化補助金は例年3月に第1回申請が始まりますので注意が必要です。
1月~2月 準備
・小規模事業者持続化補助金の事業概要の把握・理解
・既存顧問先・関与先へ周知・連絡(見込みリストづくり)
・補助金用HPの作成
3月 第1回受付開始
・自社で試験的にトライアル申請
・顧問先でトライアル実施
4月 集客本格化
・オンラインセミナーの自社開催
・相談会の自社開催
・メルマガ・DM等による販促開始
・HP集客(Google広告)
5月~ 第2回受付開始
・支援本格開始
持続化補助金は採択率が第1回>第2回>第3回・・・と、
申請期間の早い回ほど採択されやすい傾向があります。
第1回・第2回の申請期間でどれほどサポートできるのかが
業績アップのポイントになります。
③より詳しく補助金ビジネスが知れる最新セミナーのお知らせ
今回のコラムでは
IT導入補助金と小規模事業者持続化補助金の申請サポートのスケジュール感について
お伝え致しました。
1月、2月のうちにいかに補助金の制度を正しく把握し、正しいマーケティングの準備が出来るかが、この大きな時流に乗れるかどうかの分かれ道になります。
船井総研では、補助金マーケットに精通し業績を上げられている先生をゲストにした
補助金事業立ち上げセミナーを2月に開催します。
すでに成功している事例を手早く取り入れ、
最短で業績アップのコツを掴んでいただければと思います。
ぜひ興味のある先生は下記より詳細を御覧ください
>>社労士事務所向け 補助金・助成金申請サポート立ち上げセミナー<<
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/068923
最後までご覧いただきありがとうございました。
【執筆者:岩本 和真】